小節と拍子記号:拍をまとめる
曲に合わせて手でトントンと拍をとると、強く感じる拍と、そうでない拍があります。強い拍は何度ももどってきます。ダンスの動きの、最初の1歩のようなものです。音楽では、強い拍から次の強い拍までの拍をひとつの箱にまとめ、これを小節といいます。そして、その箱の大きさを教えてくれるのが拍子記号です。
このレッスンの内容

小節:拍を入れる小さな箱
楽譜では、細い縦の線が音楽を小さな箱に区切っています。ひとつの箱を小節、それぞれの線を小節線といいます。どの小節にも、同じ数の拍が入っています。
小節の最初の拍がいちばん強い拍です。数えるときの「1」で、手拍子をとるときにいちばん強く感じる拍です。ほかの拍は、それより軽くなります。ボタンを押して、4拍の小節を3つ聴いてみましょう。強い拍がもどってくるのを聴いてください。
強拍弱拍
やってみよう:手拍子をしながら「1・2・3・4」と数えます。「1」のところだけ、大きな声にしましょう。
拍子記号:2つの数字
曲のはじめの、音部記号のあとに、分数のように上下に並んだ2つの数字があります。これが拍子記号です。
上の数字は、1小節に何拍あるかを表します。下の数字は、どの音符を1拍とするかを表します。4なら4分音符、8なら8分音符です。つまり3/4は1小節に4分音符の拍が3つ、4/4は4つということです。
下で拍子記号を選んで、再生を押してみましょう。小節の音が聴こえて、どれが強拍かもわかります。
強拍弱拍
ポップスやロックでいちばん多い拍子:強、弱、中くらい、弱。
それぞれの感じ方
ダンスにそれぞれのステップがあるように、拍子記号にもそれぞれの感じがあります。2/4は行進。3/4はワルツ。4/4は、ポップスやロック、子どもの歌のほとんどで聴く拍子です。
6/8は少しちがいます。1小節に8分音符が6つありますが、3つずつの2グループに聴こえるので、大きな2つの拍が行ったり来たりゆれるように感じます。ゆりかごの子守歌や、多くの民族舞踊で使われます。
曲の拍子記号を見つけるには
知っている曲を流して、一定の拍に合わせて手拍子をとります。次に、いちばん大きく感じる拍、つまり音楽がまたはじめにもどるように感じる拍を探します。その拍から次の同じ拍までを数えます。2まで数えたらたぶん2拍子、3なら3拍子、4なら4拍子です。
はじめは自信がなくても大丈夫です。だれでも、何度か聴かないとわかりません。下のクイズで、耳をきたえましょう。
ミニクイズ:2、3、それとも4?
小節を聴いてみましょう。1小節に何拍あるでしょう?強拍がヒントになります。
ピアノの音:Salamander Grand Piano(Alexander Holm、CC BY 3.0)。